白馬岳 テント泊 3000メートルで考えたこと
人はなぜ山に登るのか?
白馬岳山頂にて。
なぜ山に登るのか?
自分が生きているということを実感するためなのか?
村上春樹が小説でこんなことを書いていた
「死は生の対極ではなく我々の生のうちに潜んでいるのだ」
登りながらこんなことを思い出していた、そして考えた。
ただ景色がいいとか辛いとかそんなことはどうでもよくて、3000メートルを超える自然の脅威に晒された場所にいると感覚が変わるのがわかる。
偉大な自然を肌で感じることで死というものを感じている自分がいるようだ、
そこでしか体験できない自然と向き合って生と死を同時に感じるために人は山に登るのだと思った。
なんかかっこいいこと書いてますけど、 って馬鹿かな?
登り始めは紅葉を楽しみながら。
いつも一緒に登山する小澤君、山が好きすぎて毎週のように登っている。
彼も生と死を感じながら登っているのだろうか?いや違うだろう、彼は山ガールのことしか考えていないと思う。
白馬大池、絵本のような景色が広がる。
なんとも気持ちがいい景色、天空の楽園。
小蓮華山頂上にて、一日目はもう最高としか言いようのない天気でしたね。
この稜線をどこまでも歩いていきたい。
赤いダンロップのプロモンテ、広々して居住性はいいのだけれど少々重い。
青いテントは小澤君のモンベル。
素晴らしい夕日を眺めながら小澤君は将来のお嫁さん(山ガール)のことしか考えていない。誰かいませんか?素敵な山ガール。
朝はガスっていてトコトン寒い、気温はマイナスでした。
剱岳がかっこいい、ずっと眺めていたいけれど。
無事下山、素晴らしい体験だった。
2018年10月8日~9日
ギアログ
帽子 ノーフェイスTNFRUNビーニー
サングラス オークリーレーシングジャケット
アンダー patagoniaメリノデイリーTシャツ、モンベルメリノウールロングスリーブ
ミドル patagoniaR1フーディー
トップ patagoniaアルパインウインドジャケット
インサレーション アークテリクス アトムLTフーディ、 モンベル ダウンベスト
パンツ ティートンブロス ウインドリバーパンツ、タイツ アイスブレーカーロングタイツ
ソックス injinji トレイルミッドウエイトクルー
シューズ サロモン XA PRO MID
カメラ リコー GR DIGITAL2
時計 スント ベクター
尾瀬 至仏山トレッキング 2018
♪はるかな尾瀬〜♪遠い空 ♪
頭の中でこの歌が永遠ループしたので行ってきました。
尾瀬ヶ原から至仏山に登っての大展望、草紅葉も色づいて素晴らしい景色を堪能。
尾瀬戸倉の駐車場に車を止めて、乗り合いバスで鳩待峠まで(片道¥980)
鳩待峠からは木道をのんびり山の鼻まで、所々紅葉しかけていてなんとも気持ちがいい。
山の鼻の温度計は8℃かなり寒い、ここから2228メートルの至仏山の頂上まで登るので頂上は0℃くらいじゃないかな?
草紅葉と至仏山
昨日の台風の影響か登山道は水浸し、まるで川のよう、歩きづらいし滑るし、
もうびちゃびちゃ。
この水が湿原に注いで、只見川の源流になるのだ。
登って行くにつれて尾瀬ヶ原が見渡せて、池塘群と正面に燧ケ岳の勇姿、
あまりの美しさに言葉を失う。
こんな景色は日本でもここだけ、貴重な大自然。
一番の難関は至仏山特有のとても滑る蛇紋岩(じゃもんがん)、乾いていてもツルツルでかなり注意深く登らないと非常に危険。
危険な為にこのコースは登り専用となっている。
お年寄りや子供は相当苦労するかもしくは絶対怪我します。ホント危ない!!
山頂直下の階段、なげえ・・・
なぜか自撮り
写真ではわからないが、山頂は猛烈に風が強くて寒くて5分と居られなかった、ご飯食べようと思ったけどとてもじゃないがのんびりできなかった。
至仏山はよく天候の悪化で遭難する人が多いのがわかる。
今日の山頂の寒さを防いでくれたpatagoniaのアルパインウインドジャケット、ライナーが付いているので空気の層ができてペラペラなウインドブレーカーよりも保温性が高い、頂上付近は強い風で体感温度はマイナスだったと思う、真冬の雲取山でも寒くなかったので使える用途は広い。
もう製造していない商品なので大事にしなくちゃ。
初秋の尾瀬を満喫した一日だった、
帰りにちょうど今年のりんごの収穫時期だったので街道沿いの直売所で3種類のおいしいりんごを買うことができた、食べ比べるのが楽しみ。
10月2日火曜日
帽子 ノースフェイスTNFRUNビーニー
サングラス オークリーレーシングジャケット
アンダー patagoniaメリノデイリーTシャツ
ミドル patagoniaR1プルオーバー
トップ patagoniaアルパインウインドジャケット
パンツ patagoniaバギーズパンツ
ソックス injinji トレイルミッドウエイトクルー
シューズ サロモン センスマントラ
バックパック グレゴリー ルーファス ウエストポーチ Patagonia
カメラ リコー GR DIGITAL2
時計 ガーミン
九十九里トライアスロン2018
ご無沙汰しておりました、皆様のお顔を思い出しながら書いております。
4度目のトライアスロンレースなのですが故障と練習不足に悩まされて
悶々としたままレース当日を迎えてしまいました。
トライアスロンというスポーツは練習したことしか出来ないと改めて感じた
レースでした。
苦しみながらも4度目の完走で安堵。
終わってみるとなぜか順位が去年よりも上がるという不思議。
みんなも苦しんでるんだな。
レース前はもうやめようかな?と思ってましたが、レースが終わると来年に向けての課題が明確になりまた来年も出させていただきます。
3種目の練習するたびに自分と向き合う時間が3種目分あるということが幸せなんだと思った秋分の日の午後。
那須岳ヒルクライムと避暑地サイクリングとプール
少しでも涼しい場所に行こう、
写真のぽっちり乳首みたいなのが茶臼岳、あそこまで登る。
黒磯板室IC近くの道の駅に車をデポして前の週にじてきちマスターがイベントの為に試走したコースと同じルートで約100キロ。
やはり涼しくて快適、板室から茶臼岳のピークまでの3時間はひたすら登りで、ところどころにきつい壁があって悶絶。
ハアハアと苦しんでる自分に酔ってなんとか峠の茶屋までたどり着く。
頭の中は空っぽになった、この瞑想に似た感覚がロードバイクの魅力の一つでもある、日々の喧騒から離れて身体を追い込んでいく、その最中何か考えているようで何も思い出せない、まさしく精神浄化、こんな体験ができるのもロードバイクならでは。
後はもう下り基調なので那須高原の雄大な山裾を巡るサイクリング、
車も少なくて快適な道が続いて走りやすかった。
朝の5時半スタートで昼前にはデポ地に戻って午後には自宅に、夕方習志野の国際水泳場に泳ぎに行って本日のトレーニングは終了。
外環道が市川に繋がったおかげでアクセスが抜群に良くなった、常磐道、東北道、関越道方面に行きやすくなったのは遊びのフィールドが広がる。
2018年マルイカ釣り備忘録
W杯、日本代表のゴールシーンがこんなに見れるとは想像もしていなかった、
それでも世界との壁の厚さを実感したなあ。
まだまだ各国の素晴らしい試合が観れるので睡眠時間を削ることになりますがなるべく観ようと思います。
話は変わって釣りの話
各地で5月から本格的に始まったマルイカ釣りだが今年は去年と違ってイマイチ釣果が悪いような、
5月に2回、6月は1回、そして7月3日にも行ってきた。
すべて義兄と、そしてこの釣りの難しさに打ちのめされてます。
5月の釣果はなんと0杯と6杯、7時間釣りして0杯はきつい、この日はイカがいなかった。
6月は11杯でなんとかツ抜け。
このままではなにもわからず終わってしまうと思い、いろいろ研究して挑んだ7月、
またしても撃沈の16杯、この日のトップの釣果は61とここ最近では最高の釣果、義兄も34杯と絶好調。
それなのに僕は釣り方を迷走しすぎて自滅、途中訳が分からなくなって何していいのかわからずロッドを持ったままうなだれてしまう、
頭の中は混乱している。
海の中が全く想像できない、どうロッドを動かしていいのか?アタリがあってもどう合わせればいいのか?
身体がガチガチに固まって背中が攣りそうになる、こんなに精神も身体もボロボロになるものなのか?!
釣りを知らない方からはのんびりしていていいなあ、と言われるけれど
マルイカ釣りにおいては当てはまらない、テクニックはもちろん想像力と集中力を切らさないようにしないとこういった結果になってしまうのだ。
イカがいなかったとは言い訳はできない、釣り方ができないのは自分の責任。
今年はもうやめるか、まだ行くかは悩み中、ストレス解消の趣味が違う方向になってしまいこの先どうなることやら・・・
僕が釣りや山登りで使っている日焼け止めスプレーがサロンでは大人気です。
なんと天然のアロマで虫も寄せ付けない!!
今年の夏はこれしかない!!
今なら¥2160が¥500OFFの¥1620で販売しております。
マイルストーンを求めて
登山をはじめて約10年、どうしても初めて登った山に行きたくなった。
なんとなく人生を振り返ろうとしているのか?
それとも過去の自分からどれだけ変わったかを確認するため?
カッコイイ事書いてますけど本当は手っ取り早く気分転換とストレス解消で山に登りたかっただけなんだけど・・・
さかのぼること10年前、ダイエット目的でランニングを始めて、体重も減ったしロードばかりで飽きてきてるし垂直移動もしてみようかと軽い気持ちではじめた登山、とりあえず最初にターゲットにしたのは、八ヶ岳にある編笠山と権現岳縦走。
調べてみると『日帰りできて、そこそこ登りごたえがあって変化に富んだルート』ですよと。
その頃はとりあえずのザックとシューズは揃えたけどウエアはランニングで使ってたウエアをそのまま使った。
今思えばトレイルランニングを先取りしていたような格好、
いざ登ってみると、ランニングのおかげで心肺機能が高まっていたのでコースタイムよりも早い時間で踏破出来た事に自信がつく、それから数年八ヶ岳から北アルプス、南アルプス、富士山と日帰りでやっつけられる山を登りまくった。
日帰りでの登山が前提なのでリスク管理だけは徹底して勉強し、実践した。
万が一遭難でもしたら家族はもちろんスタッフ、お客様に迷惑をかけるので絶対に生きて帰るようなプランで登山をしてスキルを上げた。
最近はトライアスロンやら釣りやらで山に行く回数はめっきり減ってますけども。
それでも仕事に追われてくると高くて青い空が無性に恋しくなるんですよね。
6月の梅雨前にどうしても自分のマイルストーン(道標)を確認してみたい衝動に駆られて行ってきました。
観音平を起点にぐるっと縦走ができる。
編笠山山頂にて、天気も良くて朝日が眩しい、1時間40分ほどで登る。
編笠山の山頂直下がかなりの急登で息も絶え絶えで、
長澤まさみちゃんと新垣結衣ちゃんとの三人暮らしをする妄想をしてみる。
急登を黙々と登る。
こんな鎖場のトラバースもあってスリル満点、
(10年前こんなところ通ったことさえ忘れていた)
とりあえず一人なので危険だけど自撮りしてます。
雲海に浮かぶ富士山を眺めて10年前の自分に想いを馳せる。
ついに10年越しの自分の登山の原点に帰ることができた。
自分の小ささを改めて感じた、山は10年前とちっとも変わってない。
自分だけが10年歳を取り、僕を取り巻く環境も変わった、
今回こうして自分のマイルストーン(道標)を振り返ることができてなんとも贅沢。
編笠山を一旦下った鞍部にある青年小屋、遠い飲み屋の提灯が面白い。
下は10年前の写真、提灯の文字も違う、トタンのサビも今ほど錆びていない。
タイムも比較してみよう
権現岳に登頂、3時間17分。
下は10年前の権現山頂までのタイム。
10年前は2時間52分、30分ほどタイムが落ちている、ショックだ。
そして観音平に戻ってきてゴール!時間は5時間50分。
10年前はどうだったかな?
なんと5時間11分、10年で40分も遅くなってる・・・
休憩や自撮りに費やした時間もあるのでなんとも言えないが、そこそこ同じ時間くらいで踏破したつもりだったけど完全に過去の自分に負けてしまった。
これが老いというものなのだろう。
10年越しのマイルストーンを求めて再びこの地に帰ってこれたことを感謝。
今回のギアログ
帽子 patagoniaダッグビルキャップ
サングラス オークリーレーシングジャケット
アンダー patagoniaメリノデイリーTシャツ
ミドル patagoniaバンディートシャツ
トップ patagoniaフーディ二プルオーバー(出番なし)
パンツ グラミチ バッカブルショーツ
ソックス patagoniaメリノソックス
シューズ サロモン XTウイング2
バックパック グレゴリー ルーファス
カメラ リコー GR DIGITAL
時計 ガーミン
今回使ってみてよかったのはpatagoniaバンディートシャツ、速乾性と匂いを防ぐ加工がされている、着やすいのはもちろん風通しがすこぶる良い、汗だくになってもボタンを外せばかなりのクーリング効果、背中にも熱を逃がすベンチレーションが空いてるのであっという間に乾く、patagoniaが襟付きランニングシャツと位置づけて発売した商品なだけあってかなり汗をかくスポーツ全般に向いていると思う(トレイルランやフットサル、ロードバイクなどでも使えそうだ)
逆にグラミチのバッカブルショーツはナイロン100%でストレッチが効いてなくて登りの足上げの時に突っ張ってかなりのストレスになった、グラミチのNNショーツの方がストレッチも効いていて登山にはそっちの方が良かったかな。
シューズのサロモンXTウイング2はソールがグリップしなさすぎて滑りまくりで怖い思いをする場面が多くて困った、山では二度と履かない。(昔に買ってあまり履かないでいたのはそのせいだったのかも)