二度と遭遇してはならない出来事
9月26日土曜日に九十九里で行われるトライアスロンに出場します。
サロンはこの日、僕だけ休みをいただきます、残りのスタッフで営業します。
お客様にはご迷惑をおかけしますがよろしくおねがいします。
トライアスロンに出場する為に二日か三日に一度プールに通い泳ぎの練習をしている。スイムでは25メートル泳ぐのがやっとだった僕がここ数ヶ月の練習でなんとか1,5キロを泳げるようになり、水が怖くなくなった。
そして先日、ランニングの途中、新川の川の中で助けを求めていたおばあちゃんを無事救出できたという奇跡が起きた。
これも泳ぎを練習して水に対して怖さがなくなった為、僕は躊躇無く川に入ることができて、はしごにつかまって必死に耐えていたおばあちゃんを水の中から助け出した。
おばあちゃんは顔と足に怪我をしていたようだが無事救急車に乗せられていった。
早朝 雨の中、この上の写真のはしごにつかまり首まで水につかりながらおばあちゃんが助けを求めていた。
川の中のおばあちゃんを発見したときは、河童が出た!と目を疑った。
あまりの非日常の光景に頭の中の整理がつかなかった。
なぜおばあちゃんが川の中に居たのかは未だにわからない。
近くにいたサラリーマンの男性に110番してもらって、僕は水の中に入り、はしごにつかまりながら水中でおばあちゃんを後ろから抱えて流されないように警察の到着まで耐えた。
このときほど体を鍛えておいてよかったなと思った。
二重遭難だけは起きてはいけないことだが、日々のトレーニングで水に対する怖さが無いということが冷静な判断につながったので良しとしよう。
こんなことは二度とごめんだが、日々の自分のトレーニングが人の役にもたったので、トライアスロン完走にも自信が湧いてきた。
おばあちゃんが助けを呼ぶ悲痛な叫び声が「のせさ~ん」「のせさ~ん」と聞こえたのが走っている時異変に気づいた一番の理由、空耳だと思うが不思議だ。(のせとは僕の名前だがおばあちゃんは初対面)