タチウオフィッシング
義兄と東京湾にてタチウオフィッシング
朝4時起床で5時出発、前回のウイリー五目船釣りで利用した釣り船、忠彦丸さんに今回もお世話になる。
ロッドと電動リールを義兄から貸していただく、今回のタチウオは観音崎沖の水深80メートルのポイントで釣るので、電動リールじゃないととてもじゃないが釣りにならない。
えさはサバの切り身、綺麗に付けないとほぼ釣れないので、出船前に船長からレクチャーをしてもらい釣り方を完璧に叩き込む。
電動リールの扱いが初めてなので最初は慣れないが、一投目を引き上げるとなぜかタチウオがかかっていた。
うれしい反面、あまりの手応えのなさに拍子抜けしてしまった。
しかしながら、まぐれはそう続かない、タチウオのアタリをとるのが難しい。
タチウオはえさを食べるのが下手な魚なのでアタリがあってもすぐには合わせず、何度か誘ってきちんと針が掛かるまでじっと我慢、そして強い引きと共に合わせると素晴らしいファイトが楽しめるのだ、電動リールでも釣りの醍醐味が楽しめるようになっているあたりは流石だなと思った。
心配した船酔いもなく、朝食はゼリー飲料だけでなるべく胃を空っぽにしておいた。
快適な船上で気持ちいい時間だった。
細かい所を義兄に教わりながら、徐々に要領もつかめてきて13時までに9本のタチウオを釣り上げる事が出来た。
初めてにしてはかなり楽しめた。
利用した釣り船の釣れた総数は船中345本、竿頭は45本だそうだ、どこの世界にもプロフェッショナルは存在するようだ、釣りの奥深さと腕の差をまざまざと感じた。
釣りの間中、この浦賀水道にはとてつもなく大きい船が往来していた、目の前をドでかいタンカーや空母みたいな大きな船が次々と通過して行く、通過するたびに大きなうねりがやってきてとても揺れた、我々の釣り船などタンカーなどから見れば木の葉のようだった。でかいマンションが海の上を走っているようで、とても迫力があった、間近でこれほどまでに大きい船を見ることが出来て感動した。(写真は自動車運搬船)
夕食のメニューは、三枚におろして、フライともう一つは多めの油で揚げ焼きにして蒲焼きのたれをからめた蒲焼き風、どちらもほくほくで絶品だった。
残りはムニエル用と塩焼き用に切り分けて冷凍庫に、しばらくおかずには困らないだろう。