巨大魚を求めて
トラウトフィッシング、主にニジマスやイワナなど淡水魚のマス類をルアーやフライなどで釣るスポーツ。
スポーツフィッシングと言うだけありゲーム性が高いのが特徴。
本来は渓流や湖沼などで行うものだが、トラウトにいたっては養殖技術の進歩もあり、管理釣り場という(釣堀)フィールドが存在する。
お金を払い釣りを楽しむ所なのでお客様に楽しんでもらう為に、たくさんの魚を放流して釣りやすくしている。
たくさん魚がいるが、その分釣り人もたくさんいるわけで、狭いエリアにルアーが次々と投げ込まれるので、基本的に魚たちはそんなものには簡単に食いつきませんよ!というスタンス、簡単そうで難しい、そのために管理釣り場用のロッドやルアーが多数あり、より戦略性に富んだ釣りが楽しめるというわけだ。
釣り好きの高校時代の同級生の影響でトラウトフィッシングに挑戦してみたくなった。
僕も以前は釣りキチ三平の漫画を全巻揃えているので知識だけはある。
とりあえずその楽しさを確かめるべく茨城県の常陸大宮市まで行ってきた。
朝4時起床、すぐに支度をして出発。
柏から常磐道に乗り、水戸北スマートICまで、そこから123号線を北上する。
走っているうちに山奥感が増してくる。
自宅から早朝のすいている時間なので車で走って約2時間ちょっと、ほぼ栃木の県境、遠すぎでしょ。
「Game fish park Big Rock」 ビッグロック http://www.bigrock.jp/
もっと近くにも管理釣り場はあるが、仕事上の精神的疲れからか、気分転換に少し遠くに行きたかったというのもある。
朝7時オープン、平日にもかかわらず4,5人が受付を待っていた。
受付を済ませ、レギュレーションを確認して、いざスタート。
この日のためにロッドは2本体制、クランクとスプーンの二種類をセットして状況に応じて使い分ける作戦。
いきなり初めての緊張からかルアーはとんでもないところに飛んでいく。
エリア用のロッドに慣れていないので何回投げてもうまくいかず・・・
今日はたくさん釣って、アクションフィッシングを動画で表現しようというこころみだったが、それどころではない。
ルアーを投げるのに精一杯でビデオをまわす余裕がない。
そうこうしているうちに周りは次々と釣り上げる。
それを見ているうちに余計に力が入りルアーはあさっての方向へ飛んでいく、そしてラインクラッシュ。
やっとのことで一匹目をゲット!!
種類はわからないがたぶんニジマス。
そこからコンスタントに釣り上げることが出来た。
おもしれ~
魚は持って帰ってもいいのだが、ほとんどの人がリリースしているので僕も持ち帰らずにリリース。
心に余裕も出て来て動画の撮影、頭にヘッドバンドでカメラを固定、釣り人目線で映像を撮る。
そういう時に限って魚は釣れず・・・
そんなこんなで12時までに20匹ほど、バラシは数知れず。
さすがに大きいマスは釣れなかった、もしかしたらでかいのが釣れるかも?と期待したが妄想に終わる。
次はでかいやつを釣るぞと鼻息荒く帰路に着いた。
帰りは気分がよく、精神的な疲れも癒された、MINIの幌をオープンにして高速を走って帰った。
今回訪れた常陸大宮は自然も多く、ホントいい所だった。
初めてにしては相当楽しめた、トラウトフィッシングおしゃれでおすすめだな。
帰ってから動画の編集をしようと見てみると、なんとも構図が悪く、出来損ないの釣りゲームみたいな映像だったので、今回のスポーツフィッシングの動画はお蔵入りとなりました。