立山縦走と剱岳
黒部アルペンルートで室堂まで上がって、立山を登りつめて(立山とは三つの山の総称、雄山3003m、大汝山3015m、富士ノ折立2999m)
真砂岳、別山を経て劔沢キャンプ場でテント泊、二日目に剱岳を落とす計画。
内蔵助氷河
30メートルの厚さがあって尚且つ流動しているそうだ、氷河を見れただけでも価値ある山行きだった。
立山三山縦走路、今回もガス多めで隠れたり少し見えたり、なかなか天気に恵まれませんねぇ。
晴れていればもっと遠くの山々が見渡せるはずなんだけどなぁ。
目の前を雷鳥さんがお散歩、立山は雷鳥の宝庫、人慣れしているのか特に逃げたりしないのでゆっくり見ることができる、でも脅かさないでね。
宿泊するキャンプ地、劔沢テント場、目の前に剱岳の堂々たる姿、見えているのは前劔で雲の中にもっとすごい剱岳がそびえているのだ、見ているだけで恐ろしくなりますよ。
最高のロケーションにテントを張る。
しばし疲れを癒すために昼寝、なんとも言えない解放感。
非日常に身を置くことで気持ちが浄化されていく。
ぼーっと池を眺めて至福の時、ここまでは良かったのだが・・・
この夜に天候が急変で夜中からとてつもない風と雨、暴風雨。
テント内にも水が侵入、タオルで拭いたり、ウトウトしたり、気温は一桁、来ていたダウンも濡れて保温性が落ちて寒いのなんの、風が強すぎてテントごと飛ばされるんじゃないかと不安な一夜。
この薄い生地だけであの嵐を凌ぐことができる山岳テントの素晴らしさよ。
自然に逆らうことなど考えられない、生地一枚越しに感じた自然の脅威、こうして無事でいられるのがありがたかった。
二日目に剱岳にアタックする予定でしたが。憧れの剱岳を目の前にしての無念の撤退。
死んでは元も子もないので仕方なし、レベンジを誓う。
10年以上山登りしてきて今回の立山の素晴らしさに心を奪われた、なんでもっと早く来なかったのか?
素晴らしいこの自然に感謝しかない。
2020年8月11日〜12日
帽子 山と道 ストレッチメッシュキャップ
アンダー ミレードライナミックメッシュ
Tシャツ パタゴニア キャプリーンデイリーTシャツ
山シャツ ノースフェイス メリディアンシャツ
ウインドブレーカー ティートンブロス ウインドリバーフーディー
保温着 ノローナ アルファ60ジャケット
パタゴニアスナップTダウンプルオーバー
レイン パタゴニア ラナーデールジャケット
パンツ 山と道 DW5ポケットショートパンツ
ソックス ポイント6エッセンシャルミディアムクルー、インジンジライナークルー
シューズ スポルティバトラバースX TOP GTX
バックパック ロウロウマウンテンワークス バンビ(無理くり入れたのでレインパンツを忘れた)
ウエストポーチ ロウロウマウンテンワークス ナッツパック
カメラ リコー GR
時計 スントコア
テント ダンロップ プロモンテ
バーナー soto アミカス