利根川サイクリングロードを北上
たっぷり自転車に乗りたいので長く走れるコースを検討してみて、たまには北に進もうと決定、利根川サイクリングロードを使って軽井沢まで行こう。
朝3時起床で真っ暗の中出発、
手賀沼方面から利根川に出る、田舎道が真っ暗すぎて怖い、全く街灯がない所が多くて困った。
今日のバイクはサーリーのクロスチェック、長距離サイクリング仕様にしてある。
利根川サイクリングロードに着く頃には明るくなってきてホッと一息、ど平坦なサイクリングロードを北上、延々と続くサイクリングロードは景色が同じですぐに飽きてきた。
ひたすらペダルを回しているので地味に疲れる。
朝3時に起きて急いで作った形の悪いおにぎりを関宿城博物館でほおばる、コンビニの添加物まみれのおにぎりよりはるかにうまい。
しかし水が無くなった、この辺りのサイクリングロード沿いには自動販売機が全く無くて脱水症状にならないかと不安になる。
先週のトライアスロンで余った補給食をかなり持っていたのでなんとか走れた。
かなり走ってやっとのことで:はにゅう道の駅:が見つかり万事休す。
ポカリと野菜ジュースを一気飲み。
はにゅう道の駅で買った:塩あんびん:なるものを初めて食べた、砂糖を使用していないみたいで全く甘くない代物、味は御想像にお任せします。
(あとで調べてみたら砂糖をつけて食べるのが一般的らしい、どうりで味がしないわけだ、笑)
利根川サイクリングロードは海からの距離が500メートルごとに表示してあるので
わかりやすいんだけれども疲れていると地味にうざい。
単調な景色に精神的な疲れは通常の倍以上襲ってくる。
立派な水門、
まだまだ高崎までは遠い。
熊谷市あたりで脚が回らなくなってきた、
下り坂がなく脚が休まらないので膝が痛んできた。
深谷市にくれば高崎市まで30キロ余り、最後の力を振り絞ってなんとか高崎駅に到着。ここまで走行距離155キロでした。
軽井沢までは高崎からあと約30キロ、最後に碓氷峠というラスボスが待っている、まだなんとか走れそうだけどどうしよう?
しばらく考えて、まあ今日は勘弁してやるか、と
新幹線のチケットを買ってしまった・・・
北陸新幹線に乗りたかったので14時01分発のはくたか562号の指定席券。
出発まで時間がないので急いで輪行、重い自転車担いでホームを走って間に合った。
あっという間に東京着。
高崎まで自転車だとずっと漕いで10時間、新幹線だと東京駅まで1時間かからない、昼寝する暇もない、すごいな。(16時過ぎには八千代に到着)
今回初めて利根川サイクリングロードを北上してみて、残念ながら全く面白くないことがわかった、やはり登り下りがないと走りにメリハリがなくて逆に疲れる結果となった。
こんな気持ちになるならがんばって碓氷峠を登っておけばよかったとウジウジと後悔。
自分に甘い悪い癖が出た、自業自得。
サイクリングロードからの景色も変化がなく、右手に利根川の河川敷、左手には田園風景、数時間同じ景色で千葉も茨城も埼玉も全て同じだった。
遮るものがないので視界がとても広いのが救い、そして車が進入できないので安全。
ほとんど利根川サイクリングロードの上では人に会わなかった(数えるられるくらい)
風の音と鳥の声、自転車のタイヤの音、チェーンの回る音、自分のハアハアと呼吸音、
静かすぎ、さみしいのでいろいろな替え歌を歌っている自分がいた。
秋の気配はかなり感じることができた、これも自転車ならでは。
河川敷ではバッタが飛び跳ねていたり赤とんぼの乱舞があったりで秋の気配が濃厚で原田知世のSeptemberが脳内リピート再生。
今回走っている最中ずっと脳内プレイヤーで流れていた曲を紹介、結構好きなんですよね、原田知世。
私をスキーに連れてっての頃からほとんど変わってませんがな、少しばかり小じわが増えてますけども・・・