ゲストティーチャー
息子の小学校に、ゲストティーチャーとして美容師の素晴らしさを教えに行ってきた。
授業の一環で、さまざまな職業の方にゲストで来てもらって、子供達の夢のために詳しい話をしてもらい、将来の子供達の方向性に役立てようということなのだ。
僕は美容師代表として呼ばれた。
とりあえず美容師になるためには、だとか、練習がどうだとか、こんな勉強をするとか細かい事を話した後、実演。
見栄えの良い子をモデルにして、髪にアイロンでカールをつけ、簡単にハーフアップを作って変身させた。
クロスを取ると子供達の歓声に、モデルの子の顔は明るくなり、自信に満ちた表情で出来たスタイルを満足そうに見せていた。
男の子達はかわいく変化した女の子を、半分口をあけて見惚れている、男の子は単純だ。
悔しそうに見ている女の子達全員をモデルにしてあげたいくらいだが、時間の関係で無理なのだ、残念。
そして、パーマのワインディングを何人かの子供達に体験してもらった。
さすがに女の子達は手先が器用で、教えた事を簡単にこなす、逆に男の子はというと全く出来ない子がほとんど、これほど男女の差が顕著になるとは思いもしなかった。
真剣にやる子供達の表情は美しい。
だらだら喋るより、見て、体験する事のほうが子供たちは喜ぶ。
今回、子供達に教えることで美容師の素晴らしさを再確認し、誇りを持ってまた明日から働くことが出来るだろう。
将来の日本の宝、素直な子供達に囲まれ幸せな時間をすごした。
こんな子供達に囲まれている先生はなんと幸せなんだろう。
あらためて先生の職業も素晴らしいなと思った。