失われた17歳
長女の17歳の誕生日でサロンの近くのイタリアンレストラン "Ikoca"を予約した、
娘が誕生日だと伝えたら、バースデーソングとホールケーキをサプライズ、うれしいお店からのプレゼント、マスターシェフとスタッフの皆さんはサロンのお客様だ、同じ地域でがんばっている店同士何かと気を使っていただく。
娘は学校でたくさんの友人からバースデープレゼントをもらったらしく、高校生活で友達がたくさん増えたことで今までにない誕生日だったとうれしそうに話していた。
僕の17歳のころをふと思い出してみた。
僕の高校生活はドラッグとSEXに明け暮れた生活でとても陰湿だった。
というのは冗談です。
17歳の誕生日や高校生活の楽しさなど、今はろくすっぽ思い出すことが出来ない、思い出せないだけでそれなりに高校生活は送っていたとは思うが、部活に勉強に充実した高校生活とはかけ離れていたように思う。
バイトに明け暮れ、まともに授業も受けず、楽しい高校生活とは無縁だったことだけは思い出した、ひとつうれしいことは友人たちが個性的な者達ばかりで退屈はしなかったし、今でも相変わらず個性が強い友人たちとSNSを通じて交流できるのはありがたい。
こんな昔話はあまり人には聞かせられないし、とても自慢できるものではない。
やり直したいと思うが完全に無理な話だ。
40歳を過ぎた今、あのころの青春を取り戻すべく、仕事と運動と遊びをとことんやって、失われた17歳を取り戻したいものだ、じじいになってから元気になっていく典型的なパターンだね。